売春婦の人権

2002年初頭に、一本の法律がドイツで発行した。売春婦の活動をもはや反道徳的とは呼ばないようにするという趣旨の方で、売春婦の状態を大幅に改善するものだった。

 

 

それ以来、売春婦は社会保険に加入できるようになったし、自分たちの権利を守るために告訴もできるようになった。

 

 

しかし売春婦が社会の中で「疎外された集団」であり、自分たちの利益を代弁する労働組合のような組織を持っていない、という事実には変わりない、それとも自体は進歩しているのだろうか?

 

 

実はドイツには、ヒドラという組合組織が存在していて、ベルリンに本部を置く、公的な組織であり、あらゆる点に関して全面的に売春婦を援助しようとしています。

 

 

その規約によると、同組織には主要な目的が二つあります。

 

 

一つは「売春婦の社会保護と文化的融合の促進」であり、もう一つは「売春婦の転職を促進するための職業教育の促進」です。

 

 

後者、つまり職業訓練の促進を目指して、この組織はメンバーのために教育啓発と情報伝達の催しを実施し、「転職」「エイズなどの性病」「人間同士の不和」といったテーマを取り扱っています。

 

さらにテレフォン性行為、インターネット性行為、サドマゾのテクニックといった特殊分野も取り上げています。

 

 

他に同組織は共済基金を設けて法廷闘争を行ったり、個人的に緊急事態に陥った売春婦を援助したりしています。

 

 

また、風俗関係の仕事についている女性のために、しばしば会合も催しています。

 

 

毎週金曜日の「女性だけの朝食会」や月に一回の「オープンな夕べ」では、組合員同士、意見交換しあっています。

 

とにかくこの組織に参加すれば、メンバーは同組織の目的と行動について情報を得ることができるようになっているのです。